ホーム » ニュース (ページ 2)
「ニュース」カテゴリーアーカイブ
2023年度修士論文発表会
2023 年度東海大学大学院理学研究科数理科学専攻「修士論文発表会」を下記の
通り開催致しますので,ご案内申し上げます.
日程 2024 年 2 月 5 日 (月) 14 時 00 分–15 時 00 分
場所 18 号館 1 階 18–109 室 (サイエンスフォーラム)
プログラム
14:00–14:05 オープニング
14:10–14:30 番井 涼太 (数学コース,2CSFM0001)
バスケットボール競技のデータ解析と可視化
14:40–15:00 平野 純 (数学コース,2CSFM0002)
力学系の複合 Poisson 過程の解析とその保険数学への応用
山本ゼミと芸術学科の合同チームがスポーツデータサイエンスコンペティションで受賞
2023年度スポーツデータサイエンスコンペティションのインフォグラフィック部門参加した、山本ゼミの4年生加瀬稔弥さん,張ミョウシンさん、芸術学科の矢島和花菜さん(指導教員:富田誠先生)のチームが最優秀賞を受賞しました。
https://sports.ywebsys.net/news/archives/0024/
前田陽一教授が国際会議で招待講演を行いました
12月12日、タイのパタヤで招待講演を行いました。数学とテクノロジーに関する国際会議ATCM2023(Asian Technology Conference in Mathematics)で、タイトルは「Locus of viewpoints from which a conic appears circular」(二次曲線が円に見える視点の軌跡)です。内容は中高生にもわかる初等的な数学です。円を地面に置いて様々な視点から見ると、円が楕円に見えることは皆さんもご存じでしょう。では、楕円を地上に置いてみるとどうでしょう?楕円を地面に置いて様々な視点から見ると、楕円が円に見える視点がたくさんあり、楕円が円に見える視点全体は双曲線になります。逆に、双曲線を地面に置いて様々な視点から見ると、双曲線が円(の一部)に見える視点全体は楕円になります。放物線を地面に置いたらどうなるのでしょう?このように、身近なところに数学は潜んでおり、美しい双対性を見出すことができます。QRコードを読み取ると、発表で用いた資料を見ることができます。その中に三角関数に関する問題とその答えがあるので、腕に覚えのある人は是非チャレンジしてみて下さい。この問題は球面上の楕円から導かれるもので、そこにも双対性が潜んでいます。資料の最後の方にある写真は、水平線が私たちに自分が立っている標高を教えてくれている、というものです(水平線と山の稜線との交点に注目して下さい)。(文章:前田陽一)
大学院生が「統計データ分析コンペティション2023」で審査員奨励賞
統計データ分析コンペティション2023において、理学研究科数理科学選考の大河内菜月さん(修士1年生)が提出した「パネルデータを用いた進学と就職時による人口流出の要因分析」と題する論文が、審査員奨励賞を受賞しました。統計データ分析コンペティションは、総務省統計局、独立行政法人統計センター、統計数理研究所、日本統計協会の共済により平成30年度(2018年度)から毎年開催しており、令和5年度(2023年度)に第6回の「統計データ分析コンペティション2023」が開催されました。
大河内さんは学部4年次から、山本義郎教授の研究室で、データ解析コンペティションなどにも取り組んでおり、このコンペティションのため、提供データについて様々な観点から調べ研究テーマを選び、各都道府県の人口流出の要因を進学と就職に注目して分析を行ないました。提出した論文では、分析によって高校卒業者の就職率、有効求人数、県内従業率、一人当たり県民所得が人口流出に影響を与えていると判明し、結果に基づいて人口流出を改善するための提言を行うことで、地方圏における若年層の人口流出問題を解決のへの貢献を示しました。大学の公式ホームページにも詳しい記事が載っています。
山本義郎教授が国際会議で講演を行いました
山本義郎教授が2023年12月6日から8日に、オーストラリア シドニーのMacquarie Universityで開催された国際会議IASC-ARS2023で、招待セッションでの講演(タイトルはAvailability and Visualization of the Number of People Infected with COVD-19 in the Region in Japan)をしました。IASC-ARSは国際計算機統計学会のアジア・オセアニア地域部会で隔年で開催される国際会議で、計算機集約的な統計手法や統計的可視化手法に関する先進の研修成果が報告されています。
理学部広報室の設置
18号館の1階に理学部の広報室が出来ました。先生の研究紹介や学科の紹介のパネルが展示されています。普段は部屋に鍵がかかっていて、外から展示を眺める形になっています。
しかし、12月2日は湘南キャンパス見学会(付属校保護者向け)が開催されるのに合わせて、10時から16時まで部屋が空いています。また院生の学生が待機していまして、展示に関する簡単な質問に答えします。ぜひ、近くのお越しの際は、部屋を覗いてみて下さい。
大学院生が国際会議ICT-KE2023で口頭発表し、KMITLに訪問しました
山本ゼミの大学院生(理学研究科数理科学専攻)の番井くん(M2)、与座くん(M1)、大河内さん(M1)が11月22日-23日にタイ バンコクのSIAM大学で開催された国際会議 ICT-KE2023で口頭発表しました。
また、春学期に山本ゼミに短期留学で受け入れたバンコクの協定大学KMITLの学生RitiとSaraとの約束であるKMITLへの訪問を果たし、工学部ロボティクス・AI学科を訪問しました。KMITLでは国際担当副学長との面談の機会もあり、今後の連携についてディスカッションすることができました。
山本研究室のソーラーカーレースの後方支援チームが始動しました
10月22日からオーストラリアで開催される世界最大級のソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge 2023」(BWSC)
に参戦している「東海大学ソーラーカーチーム」に山本研究室が情報提供の後方支援部隊として参加しています。
山本研究室では、2015年の大会から後方支援部隊として、ソーラーカーチームを支援していますが、今回は
東海大学ソーラーカーチームメンバーの数学科1年の藤井さんも参加しています。
10月22日以降レース中は19号館2階のプロジェクト室を司令基地として活動します。
東海大学ソーラーカーチームに関する情報は
https://www.u-tokai.ac.jp/campus-life/challenge/wsc-2023/
で確認できます。現地でのデイリーリポートも報告され始めました。
8月5日・6日にオープンキャンパスが実施
8月5日・6日にオープンキャンパスが実施され、数学科では学科企画と総合型選抜対策講座を行いました。
数学科の学科企画は 8月5日 「有利な判断のための確率・統計」担当:山本先生 8月6日 「2次関数とバタフライ効果」担当:桐木先生 であり、には保護者の方も含め両日ともに50名ほどの参加者がありました。 参加者のアンケートからは、「高校数学から少し発展した分野を学べたので楽しかった。」「模擬授業を体験出来て良かった」「大学について知ることができてよかった」などの感想がありました。タイ KMITL のから2名の短期留学生
5月24日から7月3日まで、タイ・モンクット王カラバン工科大学(KMITL)と本学の学術交流協定に基づいたLaboratory Training Program として KMITL より2名の学生が数学科の山本研究室を希望し5週間のラボラトリートトレーニングを行いました。
RitiさんとSaraさんはともにタイ・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)の工学部3年生でロボティクス・AIを学んでいますが、データサイエンス特にデータの可視化に興味を持ち、山本研究室でのトレーニングに参加しました。
本プログラムの講義・演習に取り組むだけでなくとして学部ゼミ、大学院ゼミにも参加し、江ノ島への遠足などの交流も行いました。
6月30日に行われた SummerTraining Wrap up(研究報告会)では、ポスターセッションでしたが、研究成果である自作のデータ可視化の Web アプリケーションを紹介することもできました。